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　　　≪　ジェネリック （ジェネリック医薬品）　≫

　　　　　ジェネリック （ジェネリック医薬品）とは、簡単に言うと 『 新薬の特許が切れた後に、同等の品質で製造販売される同じ成分の薬 』 のことを言います。

　　　　　ここで言う新薬のことを 『 先発医薬品 』 といい、同じ成分の薬のことを 『 後発医薬品 』 と言います。

　　　　　つまり、この 『 後発医薬品 』 のことが 『 ジェネリック（ジェネリック医薬品） 』 となります。

　　　　　もう少し詳しく説明しましょう。

　　　　　先に説明したように、 『 ジェネリック医薬品（後発医薬品） 』 は、 『 先発医薬品 』 と同等の有効成分で効能・効果の等しいことを認められたお薬で、

　　　　　『 先発医薬品 』 の特許が切れた後、厚生労働大臣の承認のもとに新たに他社より製造販売されたものです。

　　　　　ジェネリック（generic）という言葉は 「一般的な」 という意味ですが、ジェネリック医薬品の普及率が高い欧米の医師が薬を処方する際に、

　　　　　薬の商品名よりも一般名（generic name）で記載するケースが多いことから、『 後発医薬品 』 のことを 『 generic（ジェネリック医薬品） 』 と呼び、

　　　　　世界共通の呼称となっています。

　　　　　『 先発医薬品 』 と 『 ジェネリック医薬品 』 の大きな違いは、薬価が安価（先発医薬品の５～７割以下）だということです。

　　　　　新薬の開発には長い期間と大きな投資が必要なため、その研究開発に掛かるコストが薬価にも反映されることになります。

　　　　　一方、ジェネリック医薬品は、有効性・安全性も確認済みである先発医薬品の有効成分を利用するため、期間や経費を大幅に削減でき、

　　　　　その分、薬価も安価に設定することが出来るようになります。

　　　　　また、ジェネリック医薬品では、製品によっては、薬の大きさや色、味、におい等の改善や、保全性向上など、先発医薬品よりも工夫されているものもあります。

　　　≪　チロティの私見　≫　　

　　　　　最近では、通院時にもらう処方箋を持って薬局へ行くと、ジェネリックのある薬の場合、どちらにするかを聞かれることが多くなってきました。

　　　　　ジェネリックという言葉に馴染みがない頃は、あえて高い値段を出して先発品を貰っていましたが、今では迷わずジェネリックにしています。

　　　　　そもそも、ジェネリックと言われなければ、きっと気にならないんだろうし、効き目に差があるようにも思えないし、自信のない薬を売るはずもないし・・・。

　　　　　って考えると、『ジェネリックで問題なし』って思います。